私たちJLCAは、ベスト・プラウド・ファーザー賞、ベスト・プロデュース賞、日本生活文化フォーラムを通じて、豊かで健全な社会づくりに寄与することを目的に活動いたします。

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2017年度 第5回ベスト・プロデュース賞 受賞者

<代表受賞者>
吉田 智誉樹 氏

四季株式会社
代表取締役社長


【選考理由】

日本のエンターテイメントを代表する劇団として、常時700名以上の俳優・スタッフにより、年間3,000を超えるステージを上演し、「日本全国に演劇の感動を届ける」という理念のもと、1970年代以降、海外ミュージカル作品のロングラン上演を通じて日本に本格的なミュージカルを定着させるのに大きな役割を果たし、人々に多くの感動を与えてきた功績を讃え授賞となりました。

【プロジェクトの概要】
 劇団四季は1953年に創立され、来年65周年を迎えます。「演劇の市民社会への復権」「文化の東京一極集中の是正」「舞台成果での経済的自立」の3つを創立理念とし、全国的に活動を行ってきました。
 作品主義、これは「知名度のある俳優の人気に頼って集客をするスター主義ではなく、作品そのものがもつ感動をストレートに届ける」という考え方ですが、四季はこの作品主義を標ぼうし、「人生は素晴らしい、生きるに値する」というメッセージをもった作品を上演し続けています。
 現在はストレートプレイからミュージカルまで、年間3000回の公演、300万人を超えるお客様にご来場いただいています。

【受賞した感想】
 このような素晴らしい賞を頂戴し、大変光栄に思っております。先に申しました通り、四季は全国に演劇の感動を届けるという強い祈りをもって活動していますが、実を申しますと、年間3000回のうちの約500回が、「こころの劇場」と名付けた子供達への無料招待事業です。通年で全国各地を巡り、地元の小学6年生に四季のファミリーミュージカルを見てもらっています。昨年は、北海道・利尻島から沖縄・石垣島まで、177都市56万人の子どもたちにご覧いただきました。
 これこそ四季が考える「豊かな生活文化を育む環境づくり」の象徴的なものだと思います。これからもその精神を継続し、行動実践していきたいと考えています。

【今後の活動などについて】
 関西では現在、大阪四季劇場にてミュージカル『キャッツ』を上演中(2018年5月6日まで)、また、京都劇場では12月27日よりミュージカル『オペラ座の怪人』を上演予定です。
 劇団全体の活動としては、海外の素晴らしい作品を紹介するだけでなく、今後は世界の演劇界、日本の演劇界で活躍する新しい才能との協業や、劇団内からのクリエイター発掘も検討しています。
 こうした流れの中で、新しいオリジナル作品の創作も視野に入れて行きたいと考えています。

【プロデュースとは】
 四季が果たすべき役割や使命、プロデュースすべき事柄は、演劇の間口を広げることです。四季のお客様は年間300万、業界全体でも800万程度と言われています。プロ野球は年間2000万、USJ1,500万、TDL3,000万です。まだまだこの業界は発展途上です。
 また、四季の舞台がきっかけとなって、様々な演劇作品を観るようになったという方は大変多い。ですから、四季は観劇人口、これは国内だけではなくインバウンドを含めてですが、増やすために挑戦を続けていかなくてはなりません。
 具体的には、人生を肯定するメッセージをもった感動的な作品を選び、俳優と技術スタッフの高い技術力で表現する。経営側は、多くのお客様にお越しいただけるよう環境を整備する。こうした極めて基本的な努力を愚直に継続することと考えています。


【登壇者のご紹介など】


俳優
高倉 恵美
『キャッツ』タントミール役






俳優
原田 千弘
『キャッツ』ディミータ役